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『臨場』  横山秀夫


評価:
横山 秀夫
光文社
¥ 620
(2007-09-06)
コメント:「校長」の異名をとる名検視官
Amazonランキング: 38530位
横山はやはり短編作家。
孤高で卓越した実力者、でも無礼者
終身検視官・倉石義男の事件簿
JUGEMテーマ:読書


 再読です。以前に読んだのが前すぎて、ストーリーをすっかり忘れていました。  


まあ、そのぶん、新鮮にこの本を楽しめたのですが。 



 さて、短編の得意な横山さんですが、この本では倉石という名検視官を主人公に、

その周りの人々の人間関係も描きつつ、ときに優しい目線で、ときに哀しい目線で

物語が続いていきます。 


 この倉石というキャラクターが独特で、「終身検視官」といわれるほど、長く検視官

の位置に留まれるほどの目を持っていて、上には疎まれていますが、下には慕う者

も多く、「校長」と崇められても飄々と生きています。無頼の男らしく、酒と女の逸話

には事欠かない、といった感じの人物で、これをドラマ化したら面白いだろうな、とい

う予感はあります。 


  私が、この本の中で1番よかったと思う短編は、『餞』でしょうか。



 収録作品         『赤い名刺』

                
                『眼前の密室』

                
                『鉢植えの女』

                
                『餞』

                
                『声』

                
                『真夜中の調書』


                『黒星』

                
                『十七年蝉』



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| 横山秀夫作品 | 15:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『動機』 横山秀夫

評価:
横山 秀夫
文藝春秋
¥ 540
(2002-11)
作者の短編集の中では(今のところ)この作品がベスト
作者の作風を広げた傑作集
超一級の作品
 テレビドラマで収録作のほとんどを見てしまったので、購入がついつい遅れ

て、今頃読みました。原作も、もちろん素晴らしいのですが。冷や汗 


 表題作、二渡警視シリーズではなかったのですね。名前だけは、登場しま

すが。捜査畑の警察官でない警察官が登場することの多い横山作品ですが、

今回は、警察官でない主人公が多く登場します。刑務所帰りの人物『逆転

の夏』、女性新聞記者『ネタ元』、裁判官『密室の人』などです。


 どれも、渋くてとてもいい作品です。そろそろ、二渡警視シリーズの新作

を書いてほしいです。横山先生。 嬉しい


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| 横山秀夫作品 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『震度0』 横山秀夫

震度0
震度0
posted with 簡単リンクくん at 2005. 8.21
横山/秀夫??著朝日新聞社 (2005.7)通常24時間以内に発送します。



     著者       横山秀夫

     題名       震度0

     出版社      朝日新聞社

     警察が信じられなくなる度  ★★★★★★


 
 今日は、疲れたので再録。

 舞台はN県警、関西の大震災の朝に、1人の幹部が失踪します。失踪した理由と

所在を求めて、上級幹部たちが会議室の中で、いつもにも増した激しい腹の探り合

いをします。 冷や汗 本当に、ひとんちで起きた地震なんて、そっちのけで

す。

 面白いですが、警察の方々の中に共感したい人がいないせいか、他の横山作品に

比べて、少々インパクトに欠けますね。


 ただ、ドラマ化はいいと思います。腹の探り合いをする幹部たちは、どの人も強

烈ですから。 楽しい


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| 横山秀夫作品 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『半落ち』 横山秀夫

半落ち
半落ち
posted with 簡単リンクくん at 2005. 8. 1
横山 秀夫著講談社 (2002.9)通常2??3日以内に発送します。



  著者     横山秀夫

  題名     半落ち

  出版社    講談社

  お涙頂戴度  ★★★★★★★★★★


 
 どなたのブログが忘れてしまいましたが、お邪魔した時に「横山秀夫作品ベスト

3」なる企画が行われていました。そういう企画が行われても、多くのアンケート

が集まるくらいの人気作家なのに、先日行ったマッサージの店員さんは知らないと

いうので、「まだ、知らない人もいたのね。」と、驚きました。群馬県人、しかも

富岡市民なら、当然のように知っていると思っていたのですが。(でも、映画は観

ていました。 ;^_^A) 


 この作品は、私が「横山秀夫作品ベスト3」を選ぶとすれば、文句無く1位に選

ぶ作品です。この作品以後の作品もどれも素晴らしいものばかりですが、やはりこ

の作品のインパクトは大きかったですね。


 そもそも、横山作品はそれまではドラマで観ていましたが、初めて活字で読んだ

のがこの作品でした。本当に圧倒されました。そして、ブレイクする前に読んでお

かなかったことを、すごく後悔しました。本が好きな人って、ブレイクする前に目

をつけていたりして、後でブレイクすると自分の読書人としての勘の良さみたいな

のを、ほめてやりたくなりません? 嬉しい


 アルツハイマーの妻に頼まれ、死なせてやった梶警部には自首するまでの間に

「空白の二日間」がありました。その謎を、取調べ官・検事・弁護士など、立場の

違ういろいろな男達が探りだそうとします。その裏には、移植問題等があるのです

が、謎が分かって、さらにその後の余韻みたいなのが凄いのですよね。だから、映

画版「半落ち」を観た時にも書いたのですが、どうしてこんないい作品を直木賞に

選んでくれなかったのかが、今でも不思議です。


 ただ、直木賞の選考委員のある有名作家は、別の賞でも次々と物議を醸し出すよ

うな決定を下しているので、「あの人ならやりかねない。」といった評価の評価は

出来ると思います。


 野球の審判もそうですが、賞の審査も後から訂正できないなら、もっと人数を増

やして透明性の高いものにするか、でなかれば後から訂正できるものにするか、考

えていく時期にきていると思います。少なくても、いくら有名作家だからといっ

て、読み手としてセンスのない人には選考委員になってほしくないですね。「長す

ぎる」だの「リアリティがない」だの、挙句の果てには「自分の趣味にあわないか

ら」だの、「そんなことで落とすか?!」というところで、ケチをつけられて落と

された作家の人たちが気の毒です。この選んだ人の作品が面白ければまだ許せるけ

ど、面白くなかったし。怒り


 あ、あとお年寄りも出来るなら、辞めてほしいですね。長編に耐えられないよう

なじいさん・ばあさんは。


 昨日、映画「亡国のイージス」で観た寺尾聰さんの演技が、映画「半落ち」での

演技と通じるものがあると思って、この作品のことを思い出しました。この2つの

映画を観たあとに、今テレビ朝日で放送中の「刑事部屋」を観ると、寺尾さんのあ

まりにものギャップに笑いますよ。 楽しい 「半落ち」で一緒の柴田恭兵さ

んも一緒ですし。まあ、それだけ、上手い演技ということですね。 嬉しい


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| 横山秀夫作品 | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『蔭の季節』 横山秀夫

陰の季節
陰の季節
横山 秀夫

     著者     横山秀夫

     題名     陰の季節

     出版社    文春文庫

     通好み度   ★★★★★★★★★

 先日、何気に記事を検索したら、別館から移し忘れた記事が結構あったので、順次アッ

プしていきたいと思っています。


 今日は、横山秀夫さんの『陰の季節』。今まで警察ものといえば、刑事、しかも捜査一

課の刑事が多かったですが、警務などという耳慣れない職務の、「銀行員みたいな」警察

官・ニ渡警視を登場させ、「通」の間では評判になっていましたよね。 嬉しい

 
 私は、流行後追い人間なので、本を手にとったのは遅かったのですが、某局で放送され

たドラマを、横山さん原作とは知らずに、すっかりはまっていました。何しろ、主役の二

渡警視は、私の好きな上川さん。 ときめき その二渡さんと時に衝突しながらも理

解しあう同期の前島警部役の清水宏次朗さん、同期で、警務で二渡警視の部下役の麻木さ

んとのバランス関係が、毎回楽しみな作品です。 楽しい


 なかでも、やはり表題作の『陰の季節』が、テーマは重苦しいのですが好きです。ドラ

マでは、伊東四朗さん演じる尾坂部部長が「刑事」として娘のための最後の大仕事を行う

話なのですが、重厚な刑事役が、本当に伊東さん、はまっていました。 見る


 「白黒コンビ」なんて、原作よりドラマのほうが強烈ですものね。 テレビ


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| 横山秀夫作品 | 22:18 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
 
 

『出口のない海』 横山秀夫

出口のない海
出口のない海

    著者     横山秀夫

    題名     出口のない海

    出版社    講談社(文庫)

    終戦の日に読みたい本度  ★★★★★★★★★★

   
  『出口のない海』、何故そんなタイトルか、ずっと疑問だったのですが、読み終わっ

て、疑問がようやく解けました。主人公の並木と、その同胞達にとって海は、まさしく

「入ったら出て来れないもの」だったのです。


 戦争ものだというのは知っていたので、好きな横山作品にも関わらず、つい後回しにな

って、今日まできてしまいました。恥ずかしながら、「回天」というものさえ、知りませ

んでしたが、先日、終戦の日の番組でたまたま映像を目にして、「あれだ!」と、納得し

ました。 びっくり


 故障はしても野球への情熱は捨てていない並木と、大学野球の仲間たちにも、戦争がだ

んだんとしのびより、やがて徴兵の日がやってきます。海軍に志願した並木を待っていた

のは、日本の戦史に残る兵器「回天」でした。「回天」は、乗り込むことが出来る魚雷

で、海版の特攻だったのです。 びっくり これを読んでいる時には、フィクション

だと思っていましたが、先日、映像で見た時には、「本当にあったんだ!」と、驚きまし

た。 びっくり


 そんな無謀な作戦でも、家族のために、そして「自分のために」、まさしく死力を尽く

す、並木や同僚の姿が印象的です。そして、並木の後を追おうとした美奈子に起きた奇跡

には、涙が出てきました。 悲しい


 海老蔵さんのファンではないですが、こんないい作品が原作の映画を、なぜ109シネ

マズ高崎では、上映してくれないのでしょうか? しょんぼり


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| 横山秀夫作品 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『第三の時効』 横山秀夫

第三の時効
第三の時効
横山 秀夫

     著者     横山秀夫

     題名     第三の時効

     出版社    集英社(文庫)

     男の渋さ全開度  ★★★★★★★★

 せっかくの横山作品なのに、この本を読むのを後回しにしていました。理由は、ドラマ

で全部観てしまったから。でも、「こりゃいかん。」と思って購入。 読書


 知らない方もいらしゃるかもしれませんが、某局でこの本の話は全てドラマ化されまし

た。横山作品のドラマ化に関しては、私はこの局の作り方には好感が持てます。横山作品

の雰囲気というか、渋さを損なわない出来でいいです。 嬉しい


 難点といえば、ドラマにどっぷりはまってしまったせいか、後から小説を読むと「こん

なの朽木さんじゃない〜!」と、どちらが原作だかわからないつっこみをしています。

冷や汗 F県警捜査一課の一斑の班長「青鬼の朽木」は、ドラマでは渡辺謙さんが演

じていらっしゃいました。それなのに、この本を読んだら、設定は55歳!びっくり

たしか、『沈黙のアリバイ』放送当時は40代前半だったのに。ちなみに、朽木さん、

「アメリカに研修」に行ってしまい、その後は登場していません。すごいフォローです

ね。 楽しい


 他にも、二班の班長・楠見さんといえば段田さんの顔が、三班の班長・村瀬さんといえ

ば伊武さんの顔が浮かんできてしまい、ドラマ効果を実感しています。後は、一課長の橋

爪さんとか、「何とかならんのか!」が口癖の刑事部長の寺田さん。また、続編がみたい

ので、横山さん、続編を書いてください。出来れば、朽木さんや楠見さんが少し幸せに

なる話。 テレビ  横山さんは、他の話もいいですが、やっぱり警察ものが秀逸で

すね。 ときめき


 私がこの本で特に好きなのは、『沈黙のアリバイ』と『蜜室の抜け穴』です。より、ミ

ステリー色が強いからでしょうか? 読書


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| 横山秀夫作品 | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『ルパンの消息』 横山秀夫

ルパンの消息
ルパンの消息
posted with 簡単リンクくん at 2005. 8.20
横山/秀夫??著光文社 (2005.5)通常2??3日以内に発送します。



     著者        横山秀夫

     題名        ルパンの消息

     出版社       光文社(ノベルス)



 今日は、疲れたので再録。


 この作品は、15年前にサントリーミステリー大賞の佳作に選ばれた、横山さん

の「幻の処女作」です。


 横山さんの作品のファンなので、以前から読みたいと思っていたのですが、なか

なか刊行されなかったので、本屋さんで見つけて嬉しくなって、すぐ買ってしまい

ました。 嬉しい


 ある日、15年前の女性教師の自殺が、他殺の疑いがあるとのたれこみ情報が入

り巣鴨の刑事達は、犯人と名指しされた元教え子の3人の男子生徒を取り調べはじ

めます。当時の3人が、「ルパン作戦」と名付けた試験問題奪取作戦を決行した日

に、女性教師の「自殺」死体が発見されたからです。


 事件の謎解きは、意外というほどではありませんが、殺人事件と3億円強奪事件

の謎解きが絡み合って、面白く読ませてもらいました。 楽しい 文章的に

も、いつもの横山作品よりくだけているので、最初に読む作品としていいかもしれ

ないですね。それにいつもながら、刑事同士の確執というか、お互いの立場やプラ

イドをむきだしにした闘いがリアルですよね。


 60周年記念出版で出す価値は、大有りの本です。


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| 横山秀夫作品 | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『看守眼』 横山秀夫

看守眼
看守眼
横山 秀夫

   著者      横山秀夫
  
   題名      看守眼
  
   出版社     新潮社


 昔のブログから転載。

 久しぶりに読んだ、横山秀夫さんの作品集。今回は警察官の話は1つで、あとは

普通の職業の人たちを描いています。そして、いつもにも増して切ないです。

悲しい

 私が特に切なく思ったのは、最後の「秘書課の男」。結末にも驚かされましたが

、嫉妬の恐ろしさを感じました。今回は、どれも本当に切ないです。でも、一気に

読んでしまいました。 びっくり


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| 横山秀夫作品 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 
 

『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫

クライマーズ・ハイ
横山 秀夫著文芸春秋 (2003.8)通常2??3日以内に発送します。



 
    著者       横山秀夫

    題名       クライマーズ・ハイ

    出版社      文藝春秋

    ドラマ化してほしい度   ★★★★★★★★★★


 
 先日、ドラマ化の話で触れましたが、私の横山秀夫作品の中での今の時点でのベ

スト2がこれ。「日航機事故の関連物は、ドラマにならない。」という話を、以前

にこの作品の感想を載せた時におっしゃっていた方もいたので、期待はしていまし

たが、本当にやってくれてうれしいです。しかも、NHK。NHKは、こういうお

堅いのが結構お得意なので、期待しています。 嬉しい


  『半落ち』ですごく感動したので、「いくら横山さんでも、もうこんなに感動

できる作品は書けないだろう。」と思っていたら、裏切られて一気読み! 

読書  まあ、これからも、何回も裏切られるのでしょうけど。 

嬉しい


 舞台は、日航機の事故が起きた当時。未曾有の事件を前にして、新聞記者たちの

熱き戦いが描かれているのですが、元新聞記者、しかも地元の上毛新聞の元記者だ

けあって、今まで以上に、さらにリアリティが増しています。


 横山さんが元記者なので、上毛新聞での扱いが他の作家さんと全然違います。ド

ラマ化された時は、テレビ欄が太字で紹介していますし、この間のドラマ化の記事

も大きい記事でした。すごい誇りに思っているのでしょうね。 嬉しい


 事件の当時のことをよく知る人も、そうでない人ものめりこんで読める1冊です

ね。群馬県人なら、さらにのめりこめます。 楽しい


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| 横山秀夫作品 | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |